岩手県大阪事務所からILC(国際リニアコライダー)に関するお知らせ
2025年 06月 12日
ILCとは、International Linear(直線型) Collider(衝突装置) の頭文字で、電子と陽電子を光速に近い速度で加速し衝突させ、生じるさまざまな粒子を観測する直線型加速装置です。これはビッグバン直後をほんの一瞬だけ再現することになり、これらの粒子を観測することでどのようにして宇宙が生まれ、物質が生まれたのかという、人類が長年抱いてきた謎の解明に挑むことができます。日本・米国・欧州に円形の加速器がありますが、円形だと放射光によるエネルギーの損失が生じるという欠点があるそうです。直線型にすることで衝突エネルギーの限界が無く、トンネルを延長することでアップグレードも可能という次世代の加速器です。2004年に全世界協力して開発することになり、2013年に技術的な設計が決まりました。同年には日本の研究者らが北上山地が最適候補地として評価しました。2014年に国際研究コミュニティが日本でLCを建設することが合意され、現在は日本政府の誘致に対する最終判断を待っているそうです。
岩手県には2012年に行政・企業・団体・個人等幅広い会員で「岩手県国際リニアコライダー推進協議会」が発足し、岩手県庁にILC推進局がありILC実現の取組みの情報発信等を行っています。添付の資料をご覧ください。
(文責 長澤)
by iwate-kansai
| 2025-06-12 10:47



